ひだまり日記

元旦号:「民の力」って聞こえはいいけど

皆様新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

元旦号…おだやかに楽しい内容をと思いながら、今私の頭の中を占めているのは焦りと憤りなので、ちょっと怒らせて下さい。
昨年11月30日、旭公会堂で横浜シティフォーラムが開かれました。中田市長の基調講演のあと、泉・瀬谷・保土ヶ谷・旭4区を代表して福祉関係の方々が市長とともにパネラーとして意見交換をするものでした。

テーマは「みんなで支えあう地域福祉の推進」。市長はパネラーの意見を吸収しようとなさっていたし、よく勉強もなさっているように思えました。が、「民の力」を繰り返されることに素直になれない自分がいました。中田市長のせいではないかも知れないけれど、私たちの大切なお金を勝手に無駄遣いしてきた官の方々の尻拭いを「民の力」という格好良い言葉でさせようというのか…、官は結局お金を出さずに済まそうというのだろう…見過ごしに出来ない人たちの心につけ込んで…。

また、12月に私の住む地域で「G30」の説明会があるということで参加しました。細かい分別方法の説明があるのかと思ったら、そうではなくて「なぜG30が必要なのか」という内容でした。ホームヘルパーだった時に障害をお持ちの方・ご高齢の方のお一人暮らしの場合「ゴミを出すこと」が簡単なことではないと痛感しました。ボランティアを始めたきっかけの一つでもありました。

現状のゴミ出しルールを理解・実践することもなかなか難しいのに、G30の細かい分別は不可能に近いだろうと考えていました。地域でゴミのボランティアを作らなければと考えていました。そこで、「先行実施している4区でのボランティア活動があれば参考にしたい」と質問したのですが、答えは「把握していない。高齢者・障害者が居られることが分るのはご近所だからお互いに助け合って…」というような返事。他の方がなさった質問に対しても「ご近所同士で」という答えがほとんど。結局「民の力」に期待しているということらしいのです。

ひだまりを始めた理由は「福祉の穴を埋める」ということでした。隙間ではないのです。どうにも這い上がれないような穴がたくさんあるのです。G30も介護保険の見直しも全部「弱者」といわれる方々にとっての穴になるのは目に見えているのです。介護保険が始まって「さあ使いなさい、使わなければ損ですよ」と言わんばかりにしていたのに、今度はお金がかかりすぎちゃったから制限しましょうというのです。

以前はひだまりのボランティア活動の中に「ホームヘルプ」があったのですが介護保険が導入されたことでほとんど需要がなくなり「緊急時のみ」に縮小しました。が、再び必要になりそうです。「ゴミ分別ボランティア」も必要でしょう。とはいえ、全て「人」です。お仕事として報酬を受けてホームヘルパーをされている皆さんにとって1時間500円というボランティア謝金は不足でしょう。内容は変わらないのですから。また、利用される方にとっては1時間500円という金額は高額に感じるはずです。

ゴミの分別ボランティアもこれまでお金を払うことなど考えていなかったはずですから難しいでしょうし、ボランティアさんにとっては大変な仕事になりますから強い気持ちがないと出来ないことだろうと思います。G30は4月スタートです。早くしなければなりません。読者の皆様の中でもし関心をお持ちくださったかたがいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。ご一緒にやり方を考えて新しいボランティア活動を作っていきませんか?

この活動以外にも「こういうボランティアなら出来る」「自分でボランティアのグループを作りたい」など考えていらっしゃる方はどうぞご連絡ください。これまでの経験から少しはアドバイスが出来ると思いますので。
「平成17年を皆様のボランティア元年になさってみませんか?」

楽しい話題でなくてごめんなさい。今年もこんな「おせっかいが服を着て歩いている」ような私によろしくお付き合いください。

(ひだまり日記 2005年元旦号掲載分)
by hidamari-blog | 2005-01-01 14:51 | ボランティア
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