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ひだまり日記

3月号:介護保険の説明を(つづき)

 前回に続いて介護保険についてお話します。

 ケアマネジャーが決まればケアプラン作成になります。ケアマネジャーが皆様に情報提供できるサービスは多岐にわたっています。ホームヘルプ、デイ、ショートステイのほかに、手すりをつけるなどの住宅改造、福祉用具のレンタル、配食等。さらに一般のサービスでは足りない部分を地域の社会資源(ボランティアなど)を使って埋めることも含まれます。但しケアマネジャーは広い地域を担当しますので、各地域の情報を全て把握しているわけではありません。もしご存知でしたら皆さんのほうから「こういうボランティアがある」と教えてあげてください。他の利用者さんのためにもなることですからぜひお願いします。

 まず、「どんなサービスを使いたいか」聞かれます。聞かれても、はじめはどんなサービスがあるのか・自分たちが使えるのかどうか、などわからないことばかりでしょう。このときに大切なことは、利用者さんご本人もご家族も、正直にこれまでの経過と現在の状況をお話しになることです。日々の生活、介護生活の中で「しんどい」と感じる内容があったらそれを必ず伝えてください。例えば…。掃除機をかけると息切れして辛いけど何とかやれる(無理をすれば出来る…は続きません)・・・ここはホームヘルパーの出番です。お風呂に一人では入れなくなった、家族が入れてくれるけど休みの日だけだから一週間に一度しか入浴できない、もっと入りたい・・・入浴サービスの出番です。このようにしてプランを立てていくのです。後から追加していくことが出来ますからいつでもケアマネジャーに相談してください。もちろん、100%希望どおりになるわけではないと思いますがとにかく話してみてください。

 要支援・要介護1~5、各ランクで利用可能な点数が違います。点数は全国一律ですが、一点をいくらに換算するかは地域差がありますので点数=金額ではありません。点数の範囲でケアマネジャーがプランを立てますが、実際に利用したサービスの費用の一割と一部の必要経費(デイサービスの食材費等)は実費として利用者さんが支払うことになります。点数分全部使わなければいけないわけではありません。また、点数をオーバーした分や介護保険対象外のサービスは全額実費になりますがもちろん利用できます。実際にサービスを使っていく中で、このサービスは無くても大丈夫と思えばやめる事も可能です。その分を他に振り分けることも出来ます。住宅改造については金額・回数など色々決め事がありますので、特に細かく打ち合わせるほうが良いと思います。

 ご利用希望の多いデイサービスも、いろいろなニーズに応えられるように各事業所が特徴を持ってきました。土日利用可能なところ、利用時間が長いところなど。現在は満席でも空きが出ますので、とりあえず空いているところを利用しながらご自分の条件に合ったろころを探してもらうように話しておくといいでしょう。

 ひだまりは居宅介護支援(ケアマネージメント)を行いませんので、細かいことまでお伝えできません。担当になったケアマネジャーのかたと出来る限りコミュニケーションをとって、よりよい在宅生活になさってください。まもなく桜が咲きそうですね。

(ひだまり日記 2003年3月号掲載分)
by hidamari-blog | 2003-03-28 12:55 | 福祉サービス
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