介護保険の事業って・・・
平成14年に開所した「ひだまり」。スタッフが若く、それぞれの子供たちも小さかったので勤務時間を考え介護保険事業として4-6という(10時~15時)提供時間でやってきました。が、10年近くたち、子供たちも大きくなり心配もなくなったので提供時間を変更することにしました。平成23年4月から6-8(9時45分~16時15分)になりました。また、ゴールデンウィークの休業もやめました。
この変更は、書いたようにスタッフの状況が変わったこともありますし、ニーズに応えたということもあります。が、さらに介護保険事業として厳しい状況にあったこともあります。 ひだまり・ひだまり荘は1日の定員が8人までのデイサービスです。満席の時は良いのですが、1週間に5回使っていらした方が施設に入られたりなさると、とたんに毎日空席が・・・。この空席がいざというときなかなか埋まらないのです。入所施設と違い、デイサービスで待機者というのはほとんどあり得ません。待ったなしで利用される方がほとんど。少し納得がいかなくても、行かれる所に通い始めるのが普通です。 通い始めは少し嫌やだとおっしゃっても、徐々になれていかれるので、そこから又あらたな場所に行こうとはされません。 こういう状況があるとチッポケな事業所はダメージが大きく、スタッフにも休んでもらうしかなく、厳しい状態が続くのです。 そういう状況を何回も乗り越えてきたのですが、毎回「もう駄目かな…1か所閉じるしかないかな…」と考えてきました。 今回は大きく提供時間を変更することで乗り越えられそうです。 そして、今、新規のご希望が続けてあり一息つける状態になりました。 大小問わず、どこの事業所も「ニーズの流れ」に翻弄され「介護保険制度の変更」に翻弄されながらも、目の前のご利用者様・ご家族の方々に応えようと必死になっているのでしょう。 が、私たちのようなチッポケなところはこの波が一層こたえます。 さて・・・いつまで頑張れるのか・・・
by hidamari-blog
| 2011-05-05 11:24
| 福祉サービス
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